RA広島理事からのお知らせ
〇理事就任にあたり
この度、中国サッカー審判協会の広島県の理事に就任しました森数です。
就任にあたり、ご挨拶させていただきます。
私は、1988年に広島県の福山市で生まれ尾道市で育ち、大学では島根県の松江市に進学し、三原市にて就職して、現在に至ります。
私が初めてサッカーに触れたのは、小学校の5年生の頃、サッカークラブに入っていた周囲の友達と休み時間に遊んだ時です。ただ、その時は友達と一緒に楽しくボールを蹴っていただけであり、サッカークラブに入ることはありませんでした。
そのため、本格的にサッカーを始めたのは中学校の部活動でサッカー部に入ってからとなります。練習はしんどい思いをする時もありましたが、仲間と共にサッカーをしている時は本当に楽しく、3年間ほぼ休むことなく練習に打ち込みました。
大学生当時、所属していた大学リーグの2部の試合では、主審はサッカー協会から派遣されますが、副審は帯同審判員で行われるため、必ずチームの中で誰かが審判員の資格を取得しなければならない状況でした。
皆様も経験があるかと思いますが、やはり、審判員をすると文句を言われることもあるため、他の部員は資格取得にあまり積極的ではなかったのですが、私は中学生の時からあまり嫌だと感じたこともなく、むしろ中学校時の練習試合で副審をしていた際に、顧問の先生から「森数は、真面目な性格だから審判をするといいかもしれない。」と言われたのを思い出し(顧問の先生が、どの様な意図で言われたのかは確認していませんが…)、自分から帯同審判員を引き受けたのが審判人生の始まりとなります。
2019年シーズンから1級審判員として活動させていただいており、この度、中国サッカー審判協会の広島県の理事を仰せつかりました。
理事に就任したことで、特別に、何かを大きく変えるということは特にないのですが、昨今の少子化の影響や趣味の多角化により、サッカーの競技人口は2014年から減少傾向にあり、審判員数についても減少していく可能性が高いと見込まれます。
その様な中、審判員の資格を取得し毎年資格の更新をされていたとしても、実際に活動している審判員が少なく、慢性的な審判員不足に陥っている状況もあります。
それらの課題を一気に解決することは、並大抵なことではありませんが、少しでも審判員に興味を持っていただき、審判員の資格を取得してもらうことや、審判員各個人が気軽に、可能な範囲で審判活動をしていただけるような環境づくりをすることが、理事を仰せつかった自分の役割ではないかと考えています。
少しずつにはなるかと思いますが、一歩ずつ前進して行きたいと思いますので、よろしくお願いします。