海外を通して
岡山県審判員
山本柚稀
海外に行くのは人生はじめての経験でした。まず思ったことは、「会話ができるのか」という不安から始まりました。私が行ったスペインの公用語はスペイン語となっていますが、審判で使用する言語は英語という、2言語をある程度学ばなければならないという状況でした。それ以外にも日本ではなかなか起こらないスリやぼったくりなども気にかける必要がありました。ですがそれ以上に「楽しみ」という感情が大きかったです。
海外に着いたときに思ったことは、「海外に来たんだな」という実感でした。当たり前のことではありますが、20年生きてきた中での出来事では一番と言っていいほどの衝撃でした。
海外の食事はとても美味しかったです。ヨーロッパ圏の食事は味は濃いですが、脂っこさはないため太るような食事ではなく、エネルギーを取る食事のように感じました。


私は期間中イタリアの審判員の方ととても仲良くなりました。今回のカップ戦の参加者30名弱のうち、イタリアの審判員は10名程度の参加がありました。イタリア組に「なぜそんなに多くイタリアの審判員が参加しているのか」と聞いたところ、返ってきた答えに驚きました。その回答が、「イタリアでは日本のように昇級するためには海外の試合(国際試合)を経験しないと昇級審査を受けられないからだよ」と言われました。ほかにも「イタリアには昇級するために国際試合を経験するための連絡を待っている人が国に800人近くいる」と言われ、日本以上に審判制度が整っているのだなと感じました。

最後になりますが、今回は審判活動として海外に行きましたが、とても良い経験ができ、また個人的に行きたいと思えるものでした。もちろん気を付けなければいけないことがたくさんありましたが、それ以上に本来の目的である「enjoy」ができたと感じています。
山本柚稀